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聖公会生野センターのための主日

聖公会生野センターのための主日ポスター 2009


見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。(詩編133:1)


 日本聖公会は総会で、3月1日に近い主日を「聖公会生野センターの働きを憶えて祈り、信施をささげる」ことを決議しました。2008年5月に開催された57(定期)総会でもこのことが再度取り上げられ、2012年まで継続することが決まりました。

 聖公会生野センターがどのような働きをしているかなどについて、副理事長の斎藤壹司祭に現状を寄せていただきました。これらをお読みくださり、また、お知らせくださり、この働きを憶え、祈り、主日の信施をこの働きのためにおささげくださればと願います。


2009年2月18日
日本聖公会管区事務所
総主事 司祭 相沢牧人






主の平和が皆様とともにありますように。
 立春が過ぎ、日差しにかすかな春の気配を感じる昨今です。教会暦ではまもなく大斎節、ご準備に余念のない日々をお過ごしのことでしょう。

○3月1日(大斎節第1主日)の献金は『聖公会生野センター』のためにお献げください!
  日本聖公会第57(定期)総会の際、3月1日(朝鮮独立宣言が発表された日)に近い主日の信施を献げることが決議され、1993年以来継続されてまいりました。

○どうして献金が始められたの?

  1980年代、指紋押捺拒否、外登証常時携帯拒否運動の高まりの中、日本聖公会は「日韓聖公会宣教セミナー」での学びを通し、戦前から張本栄師によって朝鮮人のために始められていた『聖ガブリエル教会』の存在を初めて意識したのです。同教会の聖職・信徒は戦中・戦後、筆舌に尽くせない辛酸をなめていました。日本聖公会は全国募金をし、謝罪と和解のしるしとして教会の再建を計ることを決めました。その際、住民の4分の1が在日韓国・朝鮮人という大阪市生野区に教会を再建し、日本人と在日韓国・朝鮮人との出会いと学びの場として『聖公会生野センター』を始めることにしたのです(1992年)。また地域へ仕えることを念頭に、(社福)『博愛社』の協力も得、『こひつじ乳児保育園』も同じ場所で始められました。

○狭い空間で16年、頑張りました。
園庭と駐車場も含めて約100坪の土地。そこに建つ建物に、教会・保育園・牧師館・会館・センター事務所(共同)がありました。限られた空間を工夫しながら16年活動を継続してきました。韓国語教室、障碍者を中心とした美術教室、地域寄席、更に民家を借りて在日高齢者の集いと昼食サービス、知的障碍者への生活サポートなども始めてきました。社会的な位置づけを願い、2005年にNPO(特定非営利活動)法人にもなりました。しかし、福祉の谷間にある人々を大切にしたい思いは、財政的にはいつも苦しい状況です。

○新しい拠点で、充実をめざして!
  幸いにも昨年、そう遠く離れず、在日住民がより多く住まう場所に32坪の物件(一部3階建)を安価で借りることが出来、移転しました。利用者は増加し、喜ばれています。冒頭の聖句そのものです。財政的には厳しい状況ではありますが、精一杯の努力をしています。昨年は貴重な大斎克己献金を賜り、実にありがたいことでした。改修移転費用に用いさせて戴きました。心から感謝申し上げます。今年はスタッフも強化し、財政基盤の強化を図り、更に充実した活動につなげたいと願っています。皆様のご理解とご協力を得ながら、現在の物件を近い将来に取得できるようにと計画しています。
  皆様の熱い祈りとご支援をお願いいたします。


2009年2月12日
聖公会生野センター 
副理事長 司祭 齊藤 壹
http://www.nskk.org/ikuno/


2009.02.20 | 聖公会生野センターのための主日

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