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聖公会生野センターのための主日

生野07


聖公会生野センターのための主日
2007年3月4日

あなたは寄留者を虐げてはならない。あなたたちは寄留者の気持を知っている。あなたたちは、エジプトの国で寄留者であったからである。
(出エジプト23:9)


主の平和をお祈りいたします。
 地球の温暖化の影響でしょうか、暖かい冬となっていますが、教会の暦は大斎節を迎えようとしています。ご準備に余念のないことと存じます。
 さて、日本聖公会第55(定期)総会での決議によりまして、3月1日(独立運動蜂起の日)に近い主日の信施を『聖公会生野センター』のために引き続き献げることが可決されております。今年は3月4日(大斎節第2主日)がその日にあたります。
 1980年代、指紋押捺拒否、外登証常時携帯拒否運動の高まりの中、日本聖公会は日韓聖公会宣教セミナーでの学びを通し、足元の問題として、大阪教区の聖ガブリエル教会を初めて意識するようになりました。同教会は戦前に朝鮮人会衆のために張本栄師によって始められていましたが、戦中・戦後にわたり辛酸をなめていたのです。日本聖公会は、謝罪と和解のしるしとして教会の再建を計ることを決めました。また、日本で在日韓国・朝鮮人が一番多く居住する大阪市生野区において、日本人と在日韓国・朝鮮人の出会いと学びの場として『聖公会生野センター』を始めることになりました(1992年)。その際(社)博愛社の協力も得て「こひつじ乳児保育園」が同じ場所でスタートし、3者が協働して活動しています。
 『聖公会生野センター』には財政的基盤がありません。設立の意図を日本聖公会の皆様がよくご認識くださり、支援していただく務めがあります。2005年にはNPO法人としての歩みを始めていますが、社会的に認知された法人とはいえ、行政からの補助があるわけではありません。後援会員数を増やすために広報活動もし、NPO法人メンバーズカードの利用などを通して経済的な自立を計りたいと、可能な限り努力しておりますが“社会福祉の隙間を埋める”ような働きですのでなかなか難しいものがあります。昨年から始めました「障害者デイサービスくりんモダン」なども、福祉には厳しい昨今の状況は小規模事業を直撃しています。どうかそうしたこともご理解ください。
 具体的な働きについては機関誌「響 ウルリム」をぜひご覧ください。NPO法人としての聖公会生野センターは今、『生野地域を中心として、在日韓国・朝鮮人と日本人に代表されるような様々な民族・文化的立場が違う者同士が共に働き、生きとし生ける者がすべて自己を尊重される社会の実現のための社会活動を行う』ことを目ざしてその働きに当たっています。
 どうか引き続き皆様の熱いお祈りとご支援をお願いいたします。
皆様の上にも神様の豊かな祝福がありますようお祈り申し上げます。


2007年2月16日
日本聖公会管区事務所
宣教主事 司祭 武藤謙一
(聖公会生野センター理事)


聖公会生野センター公式サイト
http://www.nskk.org/province/ikuno/

2007.08.13 | 聖公会生野センターのための主日

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