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2019年聖公会生野センターのための主日

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そのように、これらの小さな者が一人でも滅びることは、
あなたがたの天の父の御心ではない。
(マタイによる福音書18章14節 )

主の御名を賛美いたします。

今年も3月1日(1919年の三・一独立運動の日)に近い主日、3月3日の大斎節前主日の信施を「聖公会生野センターの働きのため」、祈りのうちに覚え、おささげくださいますことを感謝申し上げます。
 
この信施金の由来である朝鮮の三・一独立運動から今年は100年を迎えます。1984年から始まった日韓聖公会の公式交流は正に友情の交わり以上の兄弟姉妹の大切な関係になりました。

朝鮮の三・一独立運動から100年は真に日本と朝鮮半島が和解と協働の新しい年になることを祈ります。
この1年は日韓聖公会が共に祈り協働の力をより発展させようということになりました。

決して順調ではない日韓・日朝の関係を見る時に、今こそ日韓の教会が共に祈り、相互理解を深めつつ平和を作り出す働き人になっていきたいと思っています。
日韓の間にあって今こそ「99匹と1匹の」の関係性がこの社会に求められていると思います。そのことが真の平和が実現する道であると信じます。

聖公会生野センターは、日本近現代史の中で、朝鮮半島への侵略によって犯した多くの罪に対する懺悔とそれに対する和解への祈りが、在日韓国朝鮮人の多い大阪市生野区での働きとなって、「聖ガブリエル教会」の存在と共に、目に見える形をもって結実した小さな社会宣教共同体の一つです。

聖公会生野センターは開設から四半世紀を越えて地域社会での働き、「弱くされた人」たちとの協働、そして聖公会を始めとした教会と共にその働きが進められています。
そして多様な人々の出会いと学びと交わりの大切な場所になっております。韓国語教室、在日のお年寄りの集い、昼食サービス、障がいを持った人たちの美術教室や障がいを持った人たちへの支援活動、落語会など、多くの大切な活動がなされています。

「いけにえとしてわたしたちのために神に献げてくださった」という思いと信仰によって地域の人々と共に歩んでいく働きを、生野区NPO連絡会、大阪教区の在日韓国朝鮮人宣教協働委員会、管区の日韓協働委員会、大韓聖公会の社会宣教の働きとの連携や交流を一層深めながら更に進めていきたいとスタッフ一同、心から願っております。

不況の下、財政的には大変厳しい聖公会生野センターの働きですが、神に喜ばれ、福祉の狭間で生きる人々と共に歩む働きをこれからも続けてまいります。皆さまの熱いお祈りとご支援を心よりお願い申し上げます。 

2019年2月14日
聖公会生野センター
理事長 主教 磯晴久
総主事 呉光現

2019.02.18 | 聖公会生野センターのための主日

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