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2018年 海の主日

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+主の平和がありますように。

日本では「去る者日々に疎し」ということわざがあり、英国では「見えないものは忘れられる」という言い方をします。つまり、私たちが気をつけなければ見えてこない物事が多いというわけです。

さて、日本では、衣類や食品など生活に必要な物資の90%以上は船で運ばれてきます。しかしながら、実際は漠然とそうなのか・・・と納得はしても、海運物流の裏側で、貴重な労働力を提供してくれている船員という職業についてあまり考えたりはしません。
船員の多くが、母国や愛する家族から遠く離れた場所で、危険を伴う大変な仕事を行っていながら、私たちからは「見えない」まま、ほとんど気遣われることもなく「忘れられている」になっています。
MtSでは、そんな船員たちが神さまと共にいることを伝え、忘れられがちな人々に手を差し伸べ、必要とする物を届けようと努力しています。

また、スタッフが直接訪船し、船員たちが必要としている情報やニュースを提供したり、もし助けが必要な乗組員がいれば話を聞いたり、労働環境の改善を働きかける手伝いをしています。他には、センター内で少額の外貨換金や家族との通信アクセスなど、船員たちが知らない土地で不安な思いをしないように、そして、なるべく日常的な空間で普通の人々となんでもないおしゃべりができるような、リラックスして過ごせる環境を提供しています。

そのような場所を提供することによって、船員たちが仕事から解放され、短時間でも日常的な時間を過ごすことが、彼らの心身の健康を保つためにとても大切であると考えています。

多くの船員たちは、フィリピン、中国、ベトナム、ミャンマーなどアジアの国々や、ヨーロッパならウクライナなどの国からやってきます。こうした長い航海を経て日本へやってくる船員たちに、みなさんと一緒にあたたかい歓迎と励ましを届けたいと私たちは考えています。そしてそのような船員たちへの皆様の援助と祈りが、まだまだ必要だと感じています。

これからメキシコ産のアボカドを食べるとき、車に乗っているとき、あるいは新しい服でおしゃれするとき、何気ない日常を私たちが楽しんでいるとき、いったい誰が、どこから、必要な物を届けてくれているのかを思い出していただけると幸いです。

最後にMtS神戸、横浜そして苫小牧より、いつも船員たちを支えて下さっているみなさまに、感謝の言葉をお送りします!!!!
いつもありがとうございます!

2018年6月11日
The Mission to Seafarers, Japan
Chaplain 司祭 吉 野 暁 生
  同 司祭 Simon Ro Chul Lai
  同 司祭 Paul Tolhurst

2018.06.20 | 海の主日

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