沖縄週間ポスターの掲示と、沖縄週間および、沖縄の旅のためにお祈りをお願いします

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今年の「沖縄週間」は6月18日(日)から24日(土)となります。
「沖縄週間」は、日本聖公会全教区の教会・伝道所が沖縄の苦難の歴史と記憶を継承し、そして沖縄の現実に思いを寄せ、私たち自身が主の平和を求めて祈ることを目的として定められています。

今年5月15日(月)、沖縄県が本土に復帰してから45年が経ちました。
しかし、米軍専用の施設70%が国土面積0.6%の沖縄に集中していることは未だ何も変わっていません。日本政府は沖縄県の負担軽減を口にしますが、東村高江でのヘリパッド建設工事や普天間飛行場の辺野古への移設工事を強行しています。米軍の方もやりたい放題で、4月から嘉手納基地上空ではパラシュート降下訓練を繰り返しているのです。かつて、パラシュートを取り付けた米軍のトレーラーが読谷村の民家の庭先に落下し、小学生の女の子が亡くなると言う悲しい事故があったのに、です。この事故で抗議を受けた米国政府の渉外局長は、交通事故と同じだと開き直り、沖縄県の皆さんの怒りはさらに増大したということでした。

降下訓練による事故は、復帰後だけで44件も起きているそうです。パラシュート降下訓練は、戦後読谷村で行われていましたが、事故が続出して自治体や県が訓練中止を求めたことによって、1996年のSAKO(日米特別行動委員会)最終報告で、伊江島に移転を決定していましたが、米軍は今「例外的措置」として嘉手納上空で強行しているのです。しかも今月10日には抗議を無視し、夜間に降下したと言う状況です。
やりたい放題と言うのは言い過ぎでしょうか?先程も言いましたが、日本政府は口を開けば「沖縄の負担軽減」を言っていますが、現実はその逆です。これまで、米軍機による沖縄の皆さんへの被害は目に見えるものであろうとなかろうと何度も何度も起き続けてきました。そのことによって、いつ空から堕ちてくるのかわからない不安や恐怖は沖縄の皆さんの内側でますます大きくなっているのです。その上に、この度のパラシュート訓練です。一歩間違えば大惨事につながってしまうのです。決して交通事故と同じではないのです。

このような危険、被害、そして不安や恐怖を排除して欲しいと願うのは、特別な立場、特別な主義主張ではありません。
誰もが願う、当たり前のことなのではないでしょうか。でも、その願いが聞き届けられないのは、あらゆる被害を受け続けている沖縄の皆さんのいのちがまったく考えられていないとしか言いようがありません。
沖縄の皆さんのいのち、私たちのいのち、決してどちらかが特別なものではなく、まったくもって同じいのちです。

今年も沖縄週間で目と心を天に上げて、キリストの平和が広がっていくようにと共に祈ってください。
同封のポスターを掲示いただいて、6月18日の主日礼拝の中では「沖縄週間の祈り」を一緒に祈ってください。
沖縄教区と日本聖公会正義と平和委員会は、6月23日(金)から26日(月)までの間、「命どぅ宝 ~いのちの話をしよう~」のテーマで「沖縄の旅」を開催いたします。是非、このプログラムのためにもお祈りくださいますよう併せてよろしくお願いいたします。

2017年5月18日
日本聖公会正義と平和委員会
委員長 主教 上原榮正 
沖縄プロジェクト担当
司祭 長田吉史



沖縄週間の祈り

歴史と生命の主である神よ、私たちを平和の器にしてください。
嘆きと苦しみのただ中にあなたの光を、
敵意と憎しみのただ中にあなたの愛と赦しをお与えください。
私たちの出会いを通して悲しみの中に慰めを、痛みの中に癒しを、
疑いの中にあなたへの信仰を、主よ豊かに注ぎ込んでください。
この沖縄週間を通して私たちを新たにし、
あなたの示される解放と平和への道を歩む者としてください。
私たちの主イエス・キリストのいつくしみによって、
このお祈りをお献げいたします。 アーメン


日本国憲法 第2章 戦争の放棄 第9条

〔戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認〕
 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


日本聖公会 沖縄教区
日本聖公会 正義と平和委員会

2017.05.26 | 沖縄週間

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