人権活動を支える主日

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兄弟愛をもって互いに愛し、
尊敬をもって互いに相手を優れた者と思いなさい。
(ローマの信徒への手紙12:10)


主の聖名を賛美いたします。

今年も「人権活動を支える主日」(11月27日)が近づいてきました。
毎年この主日に、日本聖公会のすべての教会で人権活動のための祈りと献金がささげられることを感謝申し上げます。今年6月に開催された日本聖公会第62(定期)総会では「ハンセン病元患者と家族のみなさまへの謝罪声明」が決議されました。今総会期の管区人権問題担当者は、この声明を踏まえて、ハンセン病に対する差別、偏見をなくすための啓発活動や療養所内教会の信徒の皆さんとの交流などを、今総会期の大切な課題として取り組んでいきます。またこの総会では狭山事件に関する要請文を東京高等裁判所と東京高等検察庁に送ることも決議されましたが、このことも引き続き大切な課題として取り組みます。

皆さまがおささげくださる献金は、聖公会神学院・ウイリアムス神学館卒業者の新任人権研修会、各教区人権担当者の連絡協議会、人権セミナーなどの管区内の働きのために用いられます。さらに、「同和問題」に取り組む宗教団連帯会議(同宗連)、また、部落問題に取り組むキリスト教連帯会議 (部キ連)など他宗教・他教派との協働にも用いられています。

今年1月には、狭山事件について石川一雄さん、早智子さんご夫妻のお話を聞き、また現地調査を行いましたが、これには聖公会神学院のスタッフ、学生も参加してくださりよい学びの時となりました。5月に新任人権研修会を小倉で開催し、地域の人権課題に取り組む他教派の教会の働きを通して、教会の宣教活動について学びました。また10月には東北教区が担当して人権セミナー2016「原発問題と人権in福島」を開催し、セントポール会館(郡山聖ペテロ聖パウロ教会)に全国から30名近いメンバーが集まりました。東日本大震災から5年の月日が流れましたが、原発放射能被害は何ら解決の道が見えません。現場を訪れて多くの深刻な問題を肌で感じ参加者全員で分かち合うことができました。12月には各教区人権担当者会を管区事務所と多磨全生園で開催し「ハンセン病問題」についての理解を深めます。

人々の命が大切にされ、一人ひとりの尊厳が守られ、安心して生活できる社会が一日でも早くきますように皆さまのお祈りに覚えてください。

人権問題担当主教 
 主教 武藤謙一
人権問題担当者
 植田栄基
 司祭 奥村貴充
 司祭 倉澤一太郎
 難波美智子
宣教主事 谷川 誠

2016.11.02 | 人権活動を支える主日

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