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沖縄週間ポスターの掲示、および沖縄週間と沖縄の旅のためのご加祷をお願いします

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頌主
復活節に入り、主のご復活の喜びのうちにお過ごしのことと存じます。
本年も沖縄慰霊の日(6月23日)を前に標記のお願いをさせていただきます。

昨年開催された日本聖公会第64(定期)総会では、『「沖縄週間」継続の件』が可決されました。
この議案は「2019年から2022年までの毎年、沖縄慰霊の日(6月23日)を含む一週間を「沖縄週間」とし、沖縄の宣教課題を具体的に共有する祈りやポスターなどを作成して全国の諸教会で用いる。」と定められたもので、日本聖公会全教区の教会・伝道所が、沖縄の苦難の歴史と記憶を継承し、また沖縄の現在に思いを寄せ、主の平和を求めて祈ることを主旨としております。

つきましては、貴教会・伝道所・礼拝堂におきまして、同封のポスター掲示等により皆さまに呼び掛けていただき、ともに祈りと学びの一週間をお過ごしいただきたくお願いいたします。
特に本年は沖縄慰霊の日(6月23日)が主日と重なり、沖縄週間も同日から始まります。
同封の「沖縄週間の祈り」を主日の諸礼拝で用い、週を始めていただければ幸いです。
また先にご案内いたしました6月21日(金)~24日(月)に行われる「沖縄週間/沖縄の旅」も、どうぞお憶えください。

3月、横浜教区の青年数名が沖縄を旅しました。
沖縄の暖かさと美しさに皆が感動していましたが、市街地上空を飛ぶジェット戦闘機の音には驚愕していました。また辺野古を訪ねた折には、海洋埋め立てによる自然環境の破壊という負のインパクトを大きく感じていたようです。
そして次第に、ではなぜ同じ埋め立てでも那覇空港の第2滑走路に関わる埋め立ては良いのか、といった疑問を抱く青年もおり、それぞれの探求が始まったことを嬉しく思いました。
自ら調べ、そして事実を見出し考える力が養われ、沖縄への視線が日本へ、世界へと拡がることを願ってやみません。
神の家族としてともに平和と被造物の調和を求め続けたいと思います。

沖縄県のwebサイトを開くと、トップページに「基地」「地位協定」「不発弾」といった他県ではまず見られない文字が目に飛び込んできます。
サイトの下層には『沖縄から伝えたい。米軍基地の話。Q&A Book』というリーフレットも目にとまります。沖縄県が持つ固有の歴史・現在に対する無理解と誤解を、県自ら積極的に発信しなくてはならない現状があることを示しています。

この沖縄週間、沖縄の歴史と現在に改めて思いを寄せ、学びたいと思います。
そして空と海の青さ、ガマ(自然洞窟:古来は洞穴葬に、太平洋戦争末期には野戦病院や避難~集団自決の場となった)の暗闇、ジェット戦闘機や夜間訓練ヘリの騒音、低空を飛ぶ航空機の威圧感…等々を想像(できれば経験)しつつ、祈りのときをご一緒したいと思います。

主にあって

2019年5月25日
日本聖公会正義と平和委員会
委員長 主教 上原榮正
沖縄プロジェクト担当 司祭 小林祐二



沖 縄 週 間 の 祈 り

歴史と生命の主である神よ、わたしたちを平和の器にしてください。
嘆きと苦しみのただ中にあなたの光を、
敵意と憎しみのただ中にあなたの愛と赦しをお与えください。
わたしたちの出会いを通して悲しみの中に慰めを、痛みの中に癒しを、
疑いの中にあなたへの信仰を、主よ豊かに注ぎ込んでください。
この沖縄週間を通してわたしたちを新たにし、
あなたの示される解放と平和への道を歩む者としてください。
わたしたちの主イエス・キリストのいつくしみによって、
このお祈りをお献げいたします。 アーメン


日本国憲法 第2章 戦争の放棄 第9条

〔戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認〕
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


日本聖公会 沖縄教区
日本聖公会 正義と平和委員会

2019.05.22 | 沖縄週間

地球環境のために祈る日

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+主のご復活を心よりお喜び申し上げます。

日本の国内においては、8年前の東京電力福島第一原子力発電所における事故とその後の放射能汚染によって、自然環境を破壊し、多くの人々の安心と安全、人権を奪い続けています。
今年5月末には、第64(定期)総会の決議により、仙台で「原発のない世界を求める国際協議会」を開催し、各地域での原子力発電所に関わる諸問題を分かち合い、ネットワークの構築や脱原発・反核に向けた取り組み、自然エネルギーへの転換をめざして実行委員会で準備を進めています。
また、沖縄の辺野古への新基地建設においても、沖縄の民意を踏みにじって甚大な環境破壊をもたらしています。
世界では、温暖化による気候変動や砂漠化、大気汚染の問題など、自然環境の破壊は依然として進行し、私たちの生活に深刻な影響を及ぼしています。

神さまは私たち人間に、自然を大切に管理することを委ねられたにも関わらず、自分たちの経済的な豊かさを優先させ、自然を乱暴に扱い、取り返しのつかない環境破壊を行っています。
今一度、自らの生活を振り返り、神さまの被造物である自然と調和し、地球環境を保護しつつ生きる生き方を祈り求めたいと思います。

世界の聖公会でも「宣教の5指標」の5番目として、「被造物の本来の姿を守り、地球の生命を維持・再生するために努力すること」をあげて様々な取り組みが行われています。
2018年の第64(定期)総会で継続が決議されました通り、6月5日の国連「世界環境デー」の直近の主日である6月2日の主日の代祷の中で、以下の「地球環境のための祈り」を、各教会でお献げいただきますようお願いいたします。
ポスターも併せて掲示していただければ幸いです。

日本聖公会正義と平和委員会
委員長 主教 上原榮正
日本聖公会管区事務所
総主事 司祭 矢萩新一



【地球環境のための祈り】
天地万物を創造された主よ。あなたは、すべてのものを造られ、それらをご覧になり『よし』とされ、祝福されました。そして、その管理をわたしたち人間に委ねられました。しかし、東京電力福島第一原子力発電所による災害が示すように、わたしたちはあなたのご命令にそむき、自らの欲望を満たすために自然環境を乱用し、破壊さえしています。今、そのことの故に世界中の多くの人々が苦しんでいます。どうかわたしたちがあなたのご命令に立ち帰り、あなたによって与えられた自然環境を大切に保全し、後(のち)の世代のために残すことができますように。また、原子力発電所による災害など、環境破壊の被害者の苦しみを取り除き、わたしたちの生活を変え、自然と共に生きることができますように。そして、自然を通じてあなたが現されるご栄光を仰ぎ見ることができるようにしてください。
主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン



※「教会がなぜ環境問題を?」という疑問をお持ちの方もおられるかと思いますが、それだけに一層、礼拝の中でお祈りを献げてくださることが大切だと考えます。

それは決して、教会の外部の問題でも政治的な問題でもなく、創造の業における神のご命令に従うこと、生命の源である神さまとの和解を受け入れることであり、信仰の核心に関わる問題だからです。
とくに、原子力発電所の事故による様々な問題の重大性がますます明らかになっている今日、もう一度、わたしたちの心からの願いと決意を込めて祈ることが必要ではないでしょうか。

どうか、その趣旨をご理解くださり、各教会において、上記の「地球環境のための祈り」をおささげくださいますようお願いいたします。

2019.05.16 | 地球環境のために祈る日

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