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2016年聖公会生野センターのための主日

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「はっきり言っておく。心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天の国に入ることはできない。自分を低くして、この子供のようになる人が、天の国でいちばん偉いのだ」(マタイによる福音書18章3-4節)


 主の御名を賛美いたします。

 今年も3月1日(1910年の三・一独立運動の日)に近い主日、2月28日大斎節第3主日の信施を「聖公会生野センターの働きのため」、祈りのうちに覚え、おささげくださいますことを感謝申し上げます。

 韓国併合から100年以上が過ぎました。昨年年末には電撃的に「日本軍慰安婦問題」の「妥結」が日韓政府の間で「合意」されましたが、当事者不在のこの結論は多くの人たちから批判されています。又、ヘイトスピーチはその規模こそ小さくなったとはいえ回数は減ることなく日本社会の病巣として以前存在しています。
 今こそ「小さくされた人たちと共に生きる」ことがこの社会に求めたれていると思います。

聖公会生野センターは、日本近現代史の中で、朝鮮半島への侵略によって犯した多くの罪に対する懺悔とそれに対する和解への祈りが、在日韓国朝鮮人の多い大阪市生野区での働きとなって、「聖ガブリエル教会」の存在と共に、目に見える形をもって結実した小さな社会宣教共同体の一つです。

 聖公会生野センターは開設24年を越えてますます地域社会での働き、「弱くされた人」たちとの協働、そして聖公会を始めとした教会と共にその働きが進められています。又聖公会生野センターは地域社会の人々との出会いと学びと交わりの大切な場所になっております。韓国語教室、在日のお年寄りの集い、昼食サービス、障がいを持った人たちの美術教室や障害を持った人たちへの支援活動、落語会など、多くの大切な活動がなされています。
「いけにえとしてわたしたちのために神に献げてくださった」という思いと信仰によって地域の人々と共に歩んでいく働きを、生野区の地域福祉アクションプラン、教区の在日韓国朝鮮人宣教協働委員会、管区の正義と平和・日韓協働プロジェクト、大韓聖公会の分かち合いの家などとの連携と交流を一層深めながら更に進めていきたいとスタッフ一同、心から願っております。

 不況の下、財政的には大変厳しい聖公会生野センターの働きですが、神に喜ばれ、福祉の狭間で生きる人々と共に歩む働きをこれからも続けてまいります。皆さまの熱いお祈りとご支援を心よりお願い申し上げます。 

2016年2月12日
聖公会生野センター
理事長 主教 磯晴久
総主事 呉光現

聖公会生野センターホームページ
http://www.nskk.org/ikuno/

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2016.02.15 | 聖公会生野センターのための主日

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