人権活動を支える主日

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後の世代のためにこのことは書き記されねばならない。
「主を賛美するために民は創造された。」
詩編102編19節



主の聖名を賛美いたします

1996年に開催された第49(定期)総会で「人権活動を支える主日」が定められました。11月最後の主日(今年は11月29日 降臨節第1主日)は、諸教会で人権活動のためにお祈りくださり、献金をいただくことを感謝申し上げます。
皆さまがおささげくださった献金は人権担当者の働きに用いられています。具体的には、聖公会神学院・ウイリアムス神学館の卒業者の新任研修会、各教区人権担当者連絡協議会、人権セミナーの管区内の働きに用いられます。さらに『同和問題』にとりくむ宗教教団連帯会議(同宗連)、また部落問題に取り組むキリスト教連帯会議(部キ連)など、他宗教他教派との協働にも用いられています。

今年5月には新任教役者6名と大阪でヘイトスピーチを中心に人権の大切さを学びました。9月末には人権セミナーを神戸教区で開催し、広島復活教会に全国から人権に関心を寄せるメンバーが集まりました。戦後70年様々な記憶が風化の危機にさらされている時、広島の被爆を原点に、核のもたらす人権侵害と差別を学びました。来年は東北教区が人権セミナーの担当教区をお受けくださり、福島が抱える様々な問題を学ぶ予定となっています。

8月には川内原発が再稼働され、9月には安全保障関連法案が強行可決されました。10月には沖縄県民の反対にもかかわらず辺野古埋め立てに着工し、「強権極まれり」と翁長知事の悲痛な叫びが報じられるなど、人権を損なう事態が相次いでいます。イエスは、社会では意味がないと見られている小さな存在、振り返られることもない者、誰からも無視されている弱い立場にある人々に常に優しい眼差しを注いだお方でした。神の国を見えなくさせる現実に私たちは取り巻かれていることをしっかりと見据えて、皆さまとご一緒に福音に根差した活動を行っていきたいと願っています。

2015年11月10日

人権問題担当主教
 主教 武藤謙一
人権問題担当者
 植田栄基
 司祭 大森明彦
 司祭 奥村貴充
 司祭 中島省三
管区事務所総主事
 司祭 矢萩新一

2015.11.13 | 人権活動を支える主日

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