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沖縄週間ポスターの掲示と、沖縄週間および、沖縄の旅のためにお祈りをお願いします

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沖縄週間:2015年6月21日(日)~27日(土)

キリストの平和があなたがたの心を支配するようにしなさい
コロサイの信徒への手紙3:15



2014年5月の日本聖公会第61(定期)総会において、『「沖縄週間」(沖縄慰霊の日・6月23日を含む1週間)を2015年から2018年まで継続し、毎年沖縄の宣教課題を具体的に共有する祈りやポスターなどを作成して、全国の諸教会で用いる』ことが可決されました(決議第7号)。戦後70年、さらに壮絶な地上戦となった沖縄戦から70周年の年でもある、今年の「沖縄週間」は6月21日(日)から27日(土)となります。「沖縄週間」は、日本聖公会全教区の教会・伝道所が沖縄の苦難の歴史と記憶を継承し、そして沖縄の現実に思いを寄せ、私たち自身が主の平和を求めて祈ることを目的として定められています。

現在沖縄では、辺野古への新基地建設問題が日々緊張度を増しています。もちろん沖縄の問題はこれだけではありませんが、国土の0.6パーセントである沖縄県に、米軍基地の約75パーセントを集中させ、さらに美しくも恵み豊かな自然を破壊してまでも「この道はいつか来た道」である戦争につながる軍事基地を今、辺野古・大浦湾に造ろうとしているのです。だからと言って、基地をどこかに移せばいいのではありません。過去と同じ過ちを繰り返さぬように、みんなで「この道はいつか来た道」であることに気づき、「宣教・牧会の10年」の提言にある「いのちより他のものを優先する社会に「否」を言う」心を育て、そして『キリストの平和があなたがたの心を支配するようにしなさい』とのみ言葉を実らせていきたいのです。そのためには、何が大切なのか、何が求められているのか、絶えず父なる神様への祈りによって探し求め続けねばなりません。「わたし」の平和ではなく、「キリスト」の平和のために、です。そしてそのようにして父なる神様に聞くということがあってこそ、「沖縄での正義と平和に関する課題を、日本聖公会全体の宣教に有機的につながる重要な宣教的課題として広く共有する」ことになっていくのではないでしょうか。

今年も沖縄週間で―もちろんこの期間だけではなくこれを機に、或いはこれまで以上に―、目と心を天に上げて、キリストの平和が広がりますようにと共に祈ってください。そして同封のポスターを掲示いただき、特に6月21日の主日礼拝の中では「沖縄週間の祈り」を一緒に祈ってください。沖縄教区と日本聖公会正義と平和委員会は、6月20日(土)から23日(火)までの間、「命どぅ宝 ~いのちより他のものを優先する社会に「否」を言う~」のテーマで「沖縄の旅」を開催いたします。是非、このプログラムのためにもお祈りくださいますよう併せてよろしくお願いいたします。

日本聖公会正義と平和委員会
委員長 主教 渋澤一郎 
沖縄プロジェクト担当
司祭 長田吉史

2015年5月18日



沖 縄 週 間 の 祈 り

歴史と生命の主である神よ、私たちを平和の器にしてください。
嘆きと苦しみのただ中にあなたの光を、
敵意と憎しみのただ中にあなたの愛と赦しをお与えください。
私たちの出会いを通して悲しみの中に慰めを、痛みの中に癒しを、
疑いの中にあなたへの信仰を、主よ豊かに注ぎ込んでください。
この沖縄週間を通して私たちを新たにし、
あなたの示される解放と平和への道を歩む者としてください。
私たちの主イエス・キリストのいつくしみによって、
このお祈りをお献げいたします。 アーメン


日本国憲法 第2章 戦争の放棄 第9条

〔戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認〕
 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


日本聖公会 沖縄教区
日本聖公会 正義と平和委員会

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2015.05.29 | 沖縄週間

地球環境のために祈る日

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主の御名を賛美申し上げます。

2011年3月11日の東日本大震災とその後の東京電力福島第一原子力発電所の事故によってもたらされた放射能汚染は、未だに解決の目処もつかない状態です。子どもたちに対する放射能の影響は予測がつきません。また、その間にも、地球温暖化(気候変動)や砂漠化、工場排水や排気による大気汚染、その他の環境破壊は、ますます深刻の度合いを増しています。神様によって造られた生命が脅かされ、わたしたちに委ねられたこの世界が破壊されているのです。また原発事故の場合にはもちろん、環境難民という言葉が示すとおり、多くの人々が故郷を失い、いつ終わるともしれぬ避難生活を強いられています。このような事実にわたしたちキリスト者は決して目をふさいではなりません。

わたしたちは、原子力の問題を含めて、これまで人間が神によって造られた自然と生命に対して犯してきた過ちを真剣に振り返り、心からの反省と懺悔の念をもって地球環境のために祈るとともに、わたしたち自身の生活様式の転換をはからなければなりません。去る2010年の日本聖公会第58(定期)総会において『地球環境のための祈り』が決議されましたが、第61(定期)総会においては、この祈りに若干の修正を加えて、以下の通り原発問題を含めて地球環境の祈りを継続することが決議されました。2015年も引き続きこの祈りをともに献げたいと存じます。

天地創造のとき、神はわたしたち人間に、自然を大切に管理することを委ねられました。創世記第1章にある「地の支配」という言葉は、かつては人間が自然界を無制限に利用する権威を与えられたというように解釈されていたこともありますが、現在では、環境破壊への反省を込めて、この「支配」は、古代イスラエルの牧者的王の働きであり、「世話をする」「見守りつつ大切に管理する」という意味合いを持っているのだということが、諸教会によって認識されています。「『支配せよ』と『地を従わせよ』は、数世紀にわたって創造の秩序を破壊する行為を正当化することに誤って用いられてきました。聖書の教えによると、神の像に造られている人間は、神の創造的愛と持続的愛を反映させて、被造物を大事にし、それと調和を保って生きるという、僕としての特別の責任があります。」(1990年、世界教会協議会ソウル会議メッセージ)
世界の聖公会は、ACC(全聖公会中央協議会)やランベス会議において、そのような反省に立って、教会の宣教の指標の一つとして、「被造物すべての統合への安全を図り、地球の生命の維持と再生とにつとめる」ことを掲げています。

「教会がなぜ環境問題を?」という疑問をお持ちの方もおられるかと思いますが、それだけに一層、礼拝の中でお祈りを献げてくださることが大切だと考えます。それは決して、教会の外部の問題でも政治的な問題でもなく、創造の業における神のご命令に従うことであり、生命の源である神との和解を受け入れることであり、信仰の核心に関わる問題だからです。とくに、原子力発電所の事故の結果の重大性がますます明らかになっている今日、もういちど、わたしたちの心からの願いと決意を込めて祈ることが必要ではないでしょうか。

どうか、その趣旨をご理解くださり、各教会において、上記の「地球環境のための祈り」をお献げくださいますようにお願いいたします。

日本聖公会正義と平和委員会
委員長 主教 ペテロ 渋澤一郎
環境問題担当者 司祭 ペテロ 岩城 聰
2015年5月24日


【地球環境のための祈り】
2010年の日本聖公会第58(定期)総会ならびに2014年の第61(定期)総会で決議された通り、6月5日の「国連世界環境デー」に直近の主日である6月7日の公祷の代祷の中で、以下の『地球環境のための祈り』を、お献げいただくようお願いいたします。ポスターも併せて掲示していただければ幸いです。

「天地万物を創造された主よ。あなたは、すべてのものを造られ、それらをご覧になり『よし』とされ、祝福されました。そして、その管理をわたしたち人間に委ねられました。しかし、東京電力福島第1原子力発電所による災害が示すように、わたしたちはあなたのご命令にそむき、自らの欲望を満たすために自然環境を乱用し、破壊さえしています。今、そのことの故に世界中の多くの人々が苦しんでいます。どうかわたしたちがあなたのご命令に立ち帰り、あなたによって与えられた自然環境を大切に保全し、後(のち)の世代のために残すことができますように。また、原子力発電所による災害など、環境破壊の被害者の苦しみを取り除き、わたしたちの生活を変え、自然と共に生きることができますように。そして、自然を通じてあなたが現されるご栄光を仰ぎ見ることができるようにしてください。主イエス・キリストによってお願いいたします。 アーメン」

2015.05.29 | 地球環境のために祈る日

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