「ハンセン病問題啓発の日」に関してのお願い

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「わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。」
(ヨハネによる福音書 15:12)



主の平和をお祈りいたします。
今年もまた寒い冬になっておりますが、皆さん神の恵みにあふれる新年をお迎えのことと思います。

さて今年も「ハンセン病問題啓発の日」が近づいてまいりました。1996年に「らい予防法」が廃止されてもなお、根深い偏見と差別が消えることなく、2003年には熊本でのハンセン病回復者の宿泊拒否という人権侵害事件が起きました。「ハンセン病問題啓発の日」は、その後の第55(定期)総会において九州教区の聖職・信徒代議員によって提出され可決されたものです。

回復者の皆さんの多くは今もなお療養所に住んでおられますが、平均年齢が80歳を超えておられます。私たちは「ハンセン病問題」について正しく理解し、ハンセン病への偏見・差別の解消に向けて具体的に行動を起こす必要があります。

今年は2月3日(顕現後第4主日)が「ハンセン病問題啓発の日」に当たります。どうぞ同封のポスターを掲示くださり、また当日の礼拝の中で祈りを共にし、ハンセン病に対する理解を深めていただければと思います。2月の代祷表にも「ハンセン病問題への理解が深まるための祈り」が掲載されております。どうぞご活用ください。


2013年1月14日
人権担当主教 大西 修
管区人権問題担当者一同






「ハンセン病問題への理解が深まるための祈り」

 慈しみ深い神よ、み子イエス・キリストは病気のために差別された人々を深く憐れみ、み手を差し伸べて癒されました。キリストに倣って生きる者とされたわたしたちは、一人ひとりが大切にされて生きる社会を築こうと願い求めます。ことにハンセン病を患ったために社会から見捨てられ、苦渋の人生を生きなければならなかった人々の苦しみを思います。これまでに、この苦しみに関心を寄せず、また差別する社会を改める働きをしてこなかったことを思い、懺悔いたします。どうか、すべての人々が、この病気の事実、また回復者の現実など、ハンセン病をめぐる問題を理解することによって、み心にかなう社会を建設することができますように、多<の苦しみの中にある人々の友となり歩まれたみ子、わたし達の主イエス・キリストによってお願いいたします。 アーメン

2013.01.18 | ハンセン病問題啓発の日

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