人権活動を支えるための主日信施奉献について

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「どうか、主があなたがたを、お互いの愛とすべての人への愛とで、豊かに満ちあふれさせてくださいますように。」(Ⅰテサロニケ3:12a)

2012年11月25日(11月最後の主日)



+主の御名を賛美いたします。

今年もまた「人権活動を支える主日」(11月25日 降臨節前主日)が近づいてまいりました。いつも人権担当者の働きにご理解とご協力いただき感謝申し上げます。

5月に行われました第59(定期)総会では日本聖公会の「ハラスメント防止宣言」が可決されました。また9月に行われた宣教協議会は「いのち、尊厳限りないもの―宣教する共同体のありようを求めて―」の主題のもとに行われ、信徒と聖職がそれぞれの場でていねいな牧会・宣教をすることを求めた提言がなされました。また福島第1原子力発電所の事故による放射能汚染は、命の絆を破壊するものであることが時間を経つにつれて明らかになってきています。

一人ひとりの命の尊厳が守られ、共に生きる社会を目指して歩むことが、今改めて問われているのだと思います。様々な課題がありますが、本当に一人ひとりの命の尊厳が大切にしていけるかは、これからの日本聖公会の在りように関わることとなるのではないでしょうか。

その意味でも来る人権主日を覚えて祈る主日を大切にしていただきたいと願っています。それぞれの地域にある人権の課題を覚え、また人権に関わる活動を覚えてお祈りくださいますようお願いいたします。

昨年も多くの献金をお捧げくださり感謝申し上げます。皆さまから捧げられる当日の信施は、神学校を卒業して牧会・宣教の場に遣わされる方々の「人権に関する新任研修」、人権セミナー、各教区人権担当者連絡協議会の活動のために、またジェンダープロジェクトや女性デスクとの協働でなされる働きのために用いられています。

今年10月に北海道教区で行われた人権セミナーではアイヌの人々の歴史と聖公会の関わりを学びましたが、その中で「イランカラプテ」という言葉を知りました。アイヌ語で「こんにちは」にあたる言葉ですが、そのもともとの意味は「あなたの心にそっとふれさせてください」とのことです。「あなたの心にそっと触れさせてください」という想いをもってそれぞれの場での人との絆を結び、広め、深めていくことができますよう願っています。

2012年11月6日
人権担当主教 主教 大西 修
管区人権担当者 司祭 武藤謙一
管区総主事 司祭 相澤牧人

2012.11.13 | 人権活動を支える主日

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