海の主日にあたり

海の主日
2007年7月8日
瞳のようにわたしを守り
あなたの翼の陰に隠してください。
(詩篇第17編8節)
横浜のMTSチャプレンとして着任されたばかりのK.マディー司祭から下記の海の主日メッセージをいただきました。神戸にもクリス・バーンズ司祭が新任チャプレンとして7月に着任される予定です。苫小牧における働きとあわせてお祈りくださいますようお願い申し上げます。
2007年6月14日
日本聖公会管区事務所
総主事 司祭 三鍋 裕
海の主日にあたり
海の主日はわたしたちの豊かな生活が、いかに大きく他の人々の働きに依存しているかを思い起こす良い機会であると思います。もっと焦点を絞れば食料、衣類、自動車や機械類、工具や建築資材、本当にあらゆる物資の貿易によってわたしたちの生活が成り立っているわけですが、この貿易を支える海運労働者の働きを思い起こすときであります。彼らの海上での働きは時として命の危険さえともなうものです。私たちMTS(Mission to Seafarers)は、世界が貿易によって一つの世界に結び合わされていること、そしてそれを自分たちの楽しい家庭での生活を犠牲にして海で働いている人々が陰で支えていることを深く認識しています。フィリピン、マレーシア、ミャンマー、中国、インド、ヨーロッパ、日本、アメリカそしてその他あらゆる国々の人が携わっています。
彼ら、私たちの海の友人たちは、長期間に渡り家庭から離れ、しばしば危険と苦難に遭遇し、そして狭い空間での生活を強いられています。仲間のチャプレンの一人は海員の写真に「囚人になるには牢獄を必要としない」という標題をつけました。MTSでは港に入ってくる海員に「家庭から離れた家庭」を用意します。横浜の海員クラブでは家族と連絡を取る電話やインターネット設備、図書室やテレビ室、船から離れてちょっと一息入れるバーやビリヤードがあります。私たちはこの施設を一般に公開しています。船から離れて陸上の人と一時普通の生活を味わってもらうためです。
チャプレンと熱心なボランティアは昼の間入港中の船を訪問し、海員の友となり、またMTSの働きを紹介します。ボランティアだけではなくバーのスタッフや、船からの送迎バスの運転手など有給スタッフもいます。横浜のクラブは聖公会所属ですが、ほとんどのボランティアはカトリックの人か無宗教の人で、代表責任者である私だけが聖公会です。カトリックの訪船ボランティアや運転手に比べて聖公会のボランティアがいないのは寂しい気がします。日本におけるMTSの働きは全聖公会の交わりに属しますが、これは日本聖公会にも属することを意味します。これは皆さんのミッションであり、皆さんの支援を必要としています。皆さんが長年、特にクリスマス前後に会員のために帽子を編んでプレゼントしてくださっていることに感謝しております。そして、そればかりではなく色々なご協力を必要としています。是非お願いしたいのです。もしも皆さんが船を訪ねる訪船ボランティアとして、あるいは船からの送迎運転手としてお時間を割いてくださることが出来ましたらご連絡ください。どうぞ海の主日にあたり海で働く人々と日本におけるMTSの働きを皆さんのお祈りの中にお憶えくださいますように。
MTS横浜チャプレン、クライスト・チャーチ牧師
司祭 ケヴィン・マディー
MISSIONS TO SEA FARERS公式サイト
http://www.missiontoseafarers.org/
MTS 苫小牧
http://www11.plala.or.jp/tomakomai/
MTS 横浜
http://www8.plala.or.jp/seafarers/
MTS 神戸
http://www.sanynet.ne.jp/~mtskobe/index.html
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