人権活動を支える主日

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「わたしは失われたものを尋ね求め、追われたものを連れ戻し、
傷ついたものを包み、弱ったものを強くする。」(エゼキエル34:16a)


主の聖名を賛美いたします。

今年も1996年の第49(定期)総会で定められた 「人権活動を支える主日」が11月26日にあります。
毎年この日を覚え諸教会でお祈り頂き、信施をお捧げ下さり感謝申し上げます。
皆様がお捧げくださる献金は、聖公会神学院、ウイリアムス神学館卒業者の新任人権研修会、各教区人権担当者の連絡協議会人権セミナー等、管区内の働きの為、更に「同和問題」に取り組む宗教教団連帯会議(同宗連)又部落解放運動に取り組むキリスト教連帯会議(部キ連)など、他宗教他教派との協力にも用いられます。

今年5月の新任研修会は奈良の水平社を中心に行われ、天の下に人は皆水平な存在である、との水平社宣言を出した部落解放運動発祥の地で、自身の中にある無意識の差別の存在、神様の示される道を歩むにはどのようにしたら良いのかを学びました。

人権セミナーは沖縄で毎年行われている「沖縄週間/沖縄の旅」と共催で行われ今も続く沖縄の苦しみ、続けられる外圧を目の当りにし、人が人として大切にされキリストの平和を地の隅々にまで広げる為に、各自が生活する場でその為に実践して行く大切さを学びました。

第62(定期)総会では「ハンセン病回復者と家族のみなさまへの謝罪声明」が出されました。人としての存在を消されてしまった方々、又そのご家族の方々への支援も大切な働きのひとつです。

12月の各教区人権担当者連絡協議会では、再審請求に向けて大詰めを迎える狭山事件の石川一雄さん、早智子さんのお話を聞き、現地を歩き人を区別する事なく愛して下さる神様の正義について学びを深め、支援を確認して行く予定です。

全ての者、物を分け隔てなく愛して下さる神様の恵みを分かち合い、互いに愛する事が人権の基本といえましょう。
的外れに動いている世界の中で福音の根幹をしっかりと見据え、あるがままの一人ひとりが大切にされ、お互いを支え合って生きて行かれる社会の実現の為お祈り下さい。

人権問題担当主教 
 主教 武藤謙一
人権問題担当者
 植田栄基
 司祭 奥村貴充
 司祭 倉澤一太郎
 難波美智子
宣教主事 谷川 誠

2017.10.30 | 人権活動を支える主日

「社会事業の日」信施奉献のお願い

2017社会事業の日

「今飢えている人々は、幸いである、あなたがたは満たされる。
今泣いている人々は、幸いである、あなたがたは笑うようになる。」
(ルカ6:21)

+主の平和がありますように

虫の音も心地のよい秋になりました。それぞれの地で神さまのご用を果たしておられる 教会・伝道所・礼拝堂のお働きに感謝いたします。

さて、日本聖公会総会決議により、1977年から毎年の特定25主日(今年は10月29日・聖霊降臨後第21主日)を「社会事業の日」と定め、今年は日本聖公会社会福祉連盟の推薦により、下記の働きを憶えて祈り、当日の信施をその働きのために献げることとなりました。

社会事業の日設置当初の提案理由には、「キリストの愛によって行われているこれら社会事業は、キリストの救いのみ業の延長線上にあるものであり、キリストの模範にならってなされるところの日本聖公会の礼拝・伝道・奉仕という使命の一部を担っているものであると考える」とあり、2012年の宣教協議会の提言には、「教会の歩みの中で生まれてきた施設 (保育園・幼稚園・学校・医療・社会福祉施設など)が宣教の働きであることを再確認し、地域社会においてそれらの施設と協働していきます」と、教会の歩む道のひとつとして提言しています。

私たちはこの思いを改めて確認し、日本聖公会に属するすべての社会事業の働きを憶え、神さまの導きと祝福をお祈りしたいと思います。

2017年9月22日
日本聖公会管区事務所
総主事 司祭 矢萩新一



沖縄愛楽園交流会館の働きのため

2015年6月、国立病療養所沖縄愛楽園内に開館された沖縄愛楽園交流会館は、ハンセン病問題や愛楽園の歴史を通し、平和や人権について考える場として、愛楽園自治会によって運営されている資料館です。

2016年日本聖公会第62(定期)総会では「ハンセン病回復者と家族のみなさまへの謝罪声明」を決議し、「日本聖公会がハンセン病問題について十分な啓発活動を行っているとはいえない現状を認め、謝罪するとともに、今後、偏見・差別をなくすための啓発活動に積極的に取り組んでゆくことを約束」しています。

ハンセン病の歴史と差別や人権に関わる問題について、広く一般の方々に知らせる啓発事業を展開している交流会館のためと、日本聖公会社会福祉連盟からの推薦がありました。
また今年は、聖公会社会福祉連盟大会が11月16~18日に沖縄で開催される予定になっています。


★参考
・沖縄愛楽園交流会館facebook → こちら
・沖縄愛楽園自治会ホームページ → こちら

2017.09.26 | 社会事業の日

「青年活動のための日」信施奉献ご協力のお願い

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平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。
(マタイによる福音書 5:9)

主のみ名を賛美いたします。

日頃は日本聖公会の青年たちの活動を覚え、お支えいただいていますことを心より感謝申し上げます。

青年活動は、各教会や教区での取り組みがベースになりますが、聖公会の枝という恵みの中で、それらの垣根を越えるつながりや思いがネットワークとなり、聖公会員にとって豊かな出会いと経験の機会が与えられています。
聖公会の持ち味を生かしながら、青年たちの経験の機会をたくさん提供できますようにと願いながら、青年委員会は歩んでおります。

青年活動の働きとしては、現在11教区各教区に青年担当者を置いて頂き、年2回情報交換の場を持っております。
また日韓青年セミナーを開催し、歴史を、痛みを負わされた人々の声に耳を傾けることを通して学ぶ機会が与えられております。今年は8月3日(木)~7日(月)の日程で広島及び呉で第9回目となる日韓聖公会青年セミナーを開催する予定で準備を進めております。

昨年2016年9月には北海道で全国青年大会を開催いたしました。
企画・準備から運営のすべてを実行委員会が担い、約1年の準備期間を経て素晴らしい大会を行うことができました。
また、昨年7月には聖公会アジア青年大会が西マレーシアのクアラルンプールで行われ、参加者は宣教の5指標(ファイブマークス)について深く学び、自分たちの現場の言葉に再解釈し理解を深めることが出来、またアジア各国の仲間と出会う大変貴重な経験をさせて頂きました。
全国青年大会やアジア青年大会の熱い思いがこもった大会報告書が完成し、皆様の元にも届いていると思いますので是非ご一読頂ければ幸いです。

この5年間の青年に関する諸プログラムを支えているのは主にU26世代(26歳以下の青年有志の集まり、ユージロー)です。
U26の輪が着実に拡がり根付いてきています。そのU26を応援することも大切な働きです。

又、世界の聖公会青年ネットワークやランベス会議等への青年スチュワード派遣、各協議会やWCC等への青年スチュワード派遣は継続的になされてきましたし、何よりその経験の受け皿が、以前よりも充実してきているように思います。

青年委員会は2011年3月11日以降、東日本大震災で痛みを負われた方々といっしょに歩きたいと、その活動の視点を東北に置いています。
そしてそれは、日韓青年セミナーや北海道での青年大会、アジア青年大会でも変わりませんし、この16年継続して沖縄・辺野古の米軍基地移設の問題を心に留めてきたことと通じるものです。

どうか、このような青年委員会の働きをご理解いただき、青年のための祈祷日を覚え、お祈りとご支援をお願いいたします。
貴教会、教区の働き、特に青年の働きが益々祝福されたものとなりますようにお祈りいたします。

2017年7月14日
管区事務所総主事 司祭 矢萩新一
青年委員会 委員長 司祭 小林 聡

2017.07.14 | 青年活動のための日

2017年 海の主日

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+主の平和がありますように。

日本聖公会総会の決議により、世界の聖公会や諸教派とともに、毎年7月の第2日曜日を「海の主日」として守っています。

今年は7月9日(聖霊降臨後第5主日)がその日にあたります。
海で働くすべて人々の安全と心身のケアーのため、また海で働く人々に奉仕している聖公会およびキリスト教諸教派の海員宣教団体のため、ことに日本においては、横浜・神戸・苫小牧にあるミッション・トゥ・シーフェアラーズ(M.t.S.)の働きを憶えます。海上で働く人々によって、私たちの生活が支えていることを憶えてお祈りください。

M.t.S.の担当司祭がすてきなポスター・チラシを作成してくださいました。
ぜひ掲示するなどして、M.t.S.の働きをお支えくだされば幸いです。
また、当日の主日礼拝の中で、祈り(7月の代祷表に掲載の特祷)と信施を各M.t.S.の働きのためにお献げくださいますようお願いいたします。

2017年6月13日
日本聖公会管区事務所
総主事 司祭 矢萩新一


日本語リーフレット
http://www.nskk.org/province/others/17seasun_leaflet.pdf

子ども用リーフレット
http://www.nskk.org/province/others/17seasun_kids_leaflet.pdf

2017.06.13 | 海の主日

沖縄週間ポスターの掲示と、沖縄週間および、沖縄の旅のためにお祈りをお願いします

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今年の「沖縄週間」は6月18日(日)から24日(土)となります。
「沖縄週間」は、日本聖公会全教区の教会・伝道所が沖縄の苦難の歴史と記憶を継承し、そして沖縄の現実に思いを寄せ、私たち自身が主の平和を求めて祈ることを目的として定められています。

今年5月15日(月)、沖縄県が本土に復帰してから45年が経ちました。
しかし、米軍専用の施設70%が国土面積0.6%の沖縄に集中していることは未だ何も変わっていません。日本政府は沖縄県の負担軽減を口にしますが、東村高江でのヘリパッド建設工事や普天間飛行場の辺野古への移設工事を強行しています。米軍の方もやりたい放題で、4月から嘉手納基地上空ではパラシュート降下訓練を繰り返しているのです。かつて、パラシュートを取り付けた米軍のトレーラーが読谷村の民家の庭先に落下し、小学生の女の子が亡くなると言う悲しい事故があったのに、です。この事故で抗議を受けた米国政府の渉外局長は、交通事故と同じだと開き直り、沖縄県の皆さんの怒りはさらに増大したということでした。

降下訓練による事故は、復帰後だけで44件も起きているそうです。パラシュート降下訓練は、戦後読谷村で行われていましたが、事故が続出して自治体や県が訓練中止を求めたことによって、1996年のSAKO(日米特別行動委員会)最終報告で、伊江島に移転を決定していましたが、米軍は今「例外的措置」として嘉手納上空で強行しているのです。しかも今月10日には抗議を無視し、夜間に降下したと言う状況です。
やりたい放題と言うのは言い過ぎでしょうか?先程も言いましたが、日本政府は口を開けば「沖縄の負担軽減」を言っていますが、現実はその逆です。これまで、米軍機による沖縄の皆さんへの被害は目に見えるものであろうとなかろうと何度も何度も起き続けてきました。そのことによって、いつ空から堕ちてくるのかわからない不安や恐怖は沖縄の皆さんの内側でますます大きくなっているのです。その上に、この度のパラシュート訓練です。一歩間違えば大惨事につながってしまうのです。決して交通事故と同じではないのです。

このような危険、被害、そして不安や恐怖を排除して欲しいと願うのは、特別な立場、特別な主義主張ではありません。
誰もが願う、当たり前のことなのではないでしょうか。でも、その願いが聞き届けられないのは、あらゆる被害を受け続けている沖縄の皆さんのいのちがまったく考えられていないとしか言いようがありません。
沖縄の皆さんのいのち、私たちのいのち、決してどちらかが特別なものではなく、まったくもって同じいのちです。

今年も沖縄週間で目と心を天に上げて、キリストの平和が広がっていくようにと共に祈ってください。
同封のポスターを掲示いただいて、6月18日の主日礼拝の中では「沖縄週間の祈り」を一緒に祈ってください。
沖縄教区と日本聖公会正義と平和委員会は、6月23日(金)から26日(月)までの間、「命どぅ宝 ~いのちの話をしよう~」のテーマで「沖縄の旅」を開催いたします。是非、このプログラムのためにもお祈りくださいますよう併せてよろしくお願いいたします。

2017年5月18日
日本聖公会正義と平和委員会
委員長 主教 上原榮正 
沖縄プロジェクト担当
司祭 長田吉史



沖縄週間の祈り

歴史と生命の主である神よ、私たちを平和の器にしてください。
嘆きと苦しみのただ中にあなたの光を、
敵意と憎しみのただ中にあなたの愛と赦しをお与えください。
私たちの出会いを通して悲しみの中に慰めを、痛みの中に癒しを、
疑いの中にあなたへの信仰を、主よ豊かに注ぎ込んでください。
この沖縄週間を通して私たちを新たにし、
あなたの示される解放と平和への道を歩む者としてください。
私たちの主イエス・キリストのいつくしみによって、
このお祈りをお献げいたします。 アーメン


日本国憲法 第2章 戦争の放棄 第9条

〔戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認〕
 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


日本聖公会 沖縄教区
日本聖公会 正義と平和委員会

2017.05.26 | 沖縄週間

地球環境のために祈る日

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+主のご復活を心よりお喜び申し上げます。

日本の国内においては、6年前の東京電力福島第一原子力発電所における事故とその後の放射能汚染によって、自然環境を破壊し、多くの人々の安心と安全、人権を奪い続けています。沖縄の辺野古への新基地建設や高江でのヘリパッド建設においても、甚大な環境破壊をもたらしています。世界では、温暖化による気候変動や砂漠化、大気汚染の問題など、自然環境の破壊は依然として進行し、私たちの生活に深刻な影響を及ぼしています。

神さまは私たち人間に、自然を大切に管理することを委ねられたにも関わらず、自分たちの経済的な豊かさを優先させ、自然を乱暴に扱い、取り返しのつかない環境破壊を行っています。今一度、自らの生活を振り返り、神さまの被造物である自然と調和し、地球環境を保護しつつ生きる生き方を祈り求めたいと思います。

〔「支配せよ」と「地を従わせよ」は、数世紀にわたって創造の秩序を破壊する行為を正当化することに誤って用いられてきました。聖書の教えによると、神の像に似せて造られている人間は、神の創造的愛と持続的愛を反映させて、被造物を大事にし、それと調和を保って生きるという、僕としての特別の責任があります。(1990年WCC・世界教会協議会ソウル会議のメッセージより)〕とあるように、創世記第1章の人に「すべてを支配させよう」という言葉は、決して人間が自然界を無制限に利用する権威としてではなく、大切に世話をして管理するということです。世界の聖公会でも「宣教の5指標」の5番目として、「被造物の本来の姿を守り、地球の生命を維持・再生するために努力すること」をあげて様々な取り組みを行っています。

2016年の第62(定期)総会で継続が決議されました通り、6月5日の国連「世界環境デー」の直近の主日である6月4日の主日の代祷の中で、以下の「地球環境のための祈り」を、各教会でお献げいただきますようお願いいたします。ポスターも併せて掲示していただければ幸いです。

【地球環境のための祈り】
天地万物を創造された主よ。あなたは、すべてのものを造られ、それらをご覧になり『よし』とされ、祝福されました。そして、その管理をわたしたち人間に委ねられました。しかし、東京電力福島第一原子力発電所による災害が示すように、わたしたちはあなたのご命令にそむき、自らの欲望を満たすために自然環境を乱用し、破壊さえしています。今、そのことの故に世界中の多くの人々が苦しんでいます。どうかわたしたちがあなたのご命令に立ち帰り、あなたによって与えられた自然環境を大切に保全し、後(のち)の世代のために残すことができますように。また、原子力発電所による災害など、環境破壊の被害者の苦しみを取り除き、わたしたちの生活を変え、自然と共に生きることができますように。そして、自然を通じてあなたが現されるご栄光を仰ぎ見ることができるようにしてください。主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン

※「教会がなぜ環境問題を?」という疑問をお持ちの方もおられるかと思いますが、それだけに一層、礼拝の中でお祈りを献げてくださることが大切だと考えます。それは決して、教会の外部の問題でも政治的な問題でもなく、創造の業における神のご命令に従うことであり、生命の源である神との和解を受け入れることであり、信仰の核心に関わる問題だからです。とくに、原子力発電所の事故の結果の重大性がますます明らかになっている今日、もういちど、わたしたちの心からの願いと決意を込めて祈ることが必要ではないでしょうか。どうか、その趣旨をご理解くださり、各教会において、上記の「地球環境のための祈り」をお献げくださいますようお願いいたします。

2017.04.28 | 地球環境のために祈る日

「神学校のために祈る主日」を迎えるにあたって

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主は彼を外に連れ出して言われた。
「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみるがよい。」
そして言われた。「あなたの子孫はこのようになる。」
アブラムは主を信じた。
(創世記15:5-6)


+主の平和がありますように

イエスさまのご復活を喜び祝う期節を豊かにお過ごしのことと存じます。
日本聖公会では総会の決議によって、いくつかの特定主日が定められ、その働きのために祈りと信施をささげて支える活動を継続しています。

来る5月7日の復活節第4主日は、「神学校のために祈る主日」です。
聖公会神学院とウイリアムス神学館のために祈り、その働きのために当日の信施をお献げします。

2017年度は、ウイリアムス神学館で5名、聖公会神学院で6名の方々が学ばれています。
神学生一人ひとりが学び・成長し・仕える者として整えられますように、すべての教区に聖職志願者が与えられますように、神学教育に携わる人材が与えられますように、そして両神学校での学びを支える教授、スタッフの方々の働きの上に、神さまの導きと祝福・励ましが与えられえますようにお祈りください。

主にあって

2017年4月20日
日本聖公会 管区事務所総主事
司祭 矢萩新一


ポスター挿絵:司祭 佐々木道人

2017.04.19 | 神学校のために祈る主日

憲法記念日のポスター掲示のお願い

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主の平和

正義と平和委員会・憲法プロジェクトでは、今期もテーマを「9条」、「信教の自由」に絞り、共に学び、祈りたいと願っております。

自民党の「憲法改正」が現実味を帯びている今、わたしたちは、常に「憲法改正反対」の声をあげ続けていきたいと思います。

昨年に引き続き今年も、憲法記念日(5月3日)を迎えるにあたり、ポスターを作成いたしました。ポスターの掲示もお願いいたします。ポスターにあるお祈りを、礼拝や集まりの折に、共にお捧げくださいますようお願い申し上げます。

このポスターが、憲法を思い起こし平和を祈るひとつのきっかけとなりますように。

2017年3月24日
日本聖公会正義と平和委員会
憲法プロジェクト


2017.04.01 | 正義と平和・憲法プロジェクト

2017年大斎節

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「その十字架の血によって平和を打ち立て、地にあるものであれ、天にあるものであれ、万物をただ御子によって、御自分と和解させられました。」(コロサイ1: 20)

【大斎節】
大斎節は、「信仰的な行いを普段の日よりも強く意識して自己をキリストと他者に献げたり、大斎克己献金をしたり、洗礼志願者となったつもりで教会の信仰を学び直して悔い改め、大祝日の準備としての『紫』の祭色の中を進みながら、喜びの復活日という『白』を目指します。」
(森紀旦著「主日の御言葉」より)

 今年の大斎節の聖句は、
「その十字架の血によって平和を打ち立て、地にあるものであれ、天にあるものであれ、万物をただ御子によって、御自分と和解させられました。」(コロサイ一:二〇)を選びました。
私たちの信仰生活は、イエスさまの十字架を仰ぎ見ながら、ゆるしと和解の旅路を歩むことです。すべての被造物が神さまの愛によって創られ、復活の喜びに招かれていること、そのためにイエスさまの十字架があることを改めて見つめ直す時を過ごしたいと思います。


【大斎克己献金】
日本聖公会では1950年から「大斎克己献金」を献げる尊い習慣が守られてきました。当初は、沖縄伝道や教役者が副業を持つことを止めるためでした。1956年からは宣教100年(1959年)記念事業のため、1959年からは「伝道の推進と教勢の伸展」のために用いられました。1988年には「日本聖公会大斎克己献金奉献運動改革の件」という議案が総会に提案され、① 海外諸教会および他の諸教派との宣教協働活動のため、② 日本聖公会各教区の新たな宣教活動のため、として今日に至っています。

ことに新たな宣教活動のためとしては、今までに11の新伝道地(教会)がこの献金による支援を受けて誕生し、10の新たな働きが開始され、より充実した働きへと発展したものを含め、地域での宣教活動を継続しています。
 新伝道地(現在の名称)としては、新札幌聖ニコラス教会(北海道)、宗像聖パウロ教会(九州)、横浜聖クリストファー教会(横浜)、柏聖アンデレ教会(横浜)、聖ペテロ伝道所(東北)、厚木聖ヨハネ教会(横浜)、富山聖マリア教会(京都)、「倉敷聖クリストファー教会」伝道所(神戸)、月島聖公会(東京)、可児聖三一教会(中部)、「佐賀聖ルカ教会」伝道所(九州)。
新たな宣教活動としては、愛知聖ルカセンター(中部)、ウイリアム神学館(京都)、阪神・淡路大震災被災教会復興(大阪・神戸)、長田センタープロジェクト(神戸)、国際子ども学校(中部)、守口ぶどうのいえ(大阪)、聖公会生野センター(大阪)、可児ミッション(中部)、小笠原聖ジョージ教会(東京)、ほっこり宣教プロジェクト(京都) 、聖バルナバミッションとリー女史記念事業(北関東)。

28年間で、様々な教会の働きを支えてこられたことを改めて憶え、感謝いたします。


【2017年度 大斎克己献金使途予定】

国内伝道強化プロジェクトのため
大斎克己献金から1千万円を上限として、祈りと共に新たな宣教の働きに献げ、その働きが更に強められるようにと後押しするものです。
今年の申請はありませんでしたが、各教会・教区では、それぞれに宣教の働きが行われています。それぞれの働きを覚えて祈りたいと思います。(今年度分は、次年度以降の活用のために蓄えられます。)

国内外の宣教協力のため
緊急災害援助、アジア・アフリカ支援、アジア太平洋地域平和・和解、海外在住日本人会衆、海外宣教協働プロジェクト、協働エキュメニカル活動、平和宣教教育活動、その他様々に起こってくる諸活動のために用いられます。
 
 大斎克己献金の目標額は2千万円です。献金袋は目につきやすい壁などに貼り付け、大斎節中の40日間、事あるごとにお献げください。その日一日の克己(様々な欲望や自己中心的な生き方を克服し、己に克つ)を振り返って「入れる」ことが大切です。お一人おひとりの克己のささげものが復活日に献げられ、管区へと集められて一つとなり、大きな力となることを憶え、様々な宣教の働きをお支えくだされば幸いです。

今年の大斎節もみなさまの信仰生活を強める有意義な期間となりますように。

日本聖公会管区事務所
総主事 司祭 エッサイ 矢萩 新一


絵:かるべめぐみ

2017.02.09 | 大斎節

2017年聖公会生野センターのための主日

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「はっきり言っておく。心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天の国に入ることはできない。自分を低くして、この子供のようになる人が、天の国でいちばん偉いのだ。」(マタイによる福音書18章3-4節)

主の御名を賛美いたします。

今年も3月1日(1910年の三・一独立運動の日)に近い主日、2月26日大斎節前主日の信施を「聖公会生野センターの働きのため」、祈りのうちに覚え、おささげくださいますことを感謝申し上げます。

韓国併合から100年以上が過ぎました。1984年から始まった日韓聖公会の公式交流は正に友情の交わりとなっています。しかしこの日本を見ると「ヘイトスピーチ規制法」が制定されたとは言えネット空間での民族差別の発言はとどまることがありません。また回数は減ったとはいえいまだに公道でヘイトスピーチがされており日本社会の病巣として依然存在しています。
今こそ「小さくされた人たちと共に生きる」ことがこの社会に求められていると思います。

聖公会生野センターは、日本近現代史の中で、朝鮮半島への侵略によって犯した多くの罪に対する懺悔とそれに対する和解への祈りが、在日韓国朝鮮人の多い大阪市生野区での働きとなって、「聖ガブリエル教会」の存在と共に、目に見える形をもって結実した小さな社会宣教共同体の一つです。

聖公会生野センターは開設から四半世紀を迎えて地域社会での働き、「弱くされた人」たちとの協働、そして聖公会を始めとした教会と共にその働きが進められています。又聖公会生野センターは地域社会の人々との出会いと学びと交わりの大切な場所になっております。韓国語教室、在日のお年寄りの集い、昼食サービス、障がいを持った人たちの美術教室や障がいを持った人たちへの支援活動、落語会など、多くの大切な活動がなされています。
「いけにえとしてわたしたちのために神に献げてくださった」という思いと信仰によって地域の人々と共に歩んでいく働きを、生野区の地域福祉アクションプラン、教区の在日韓国朝鮮人宣教協働委員会、管区の日韓協働プロジェクト、大韓聖公会の分かち合いの家などとの連携と交流を一層深めながら更に進めていきたいとスタッフ一同、心から願っております。

不況の下、財政的には大変厳しい聖公会生野センターの働きですが、神に喜ばれ、福祉の狭間で生きる人々と共に歩む働きをこれからも続けてまいります。皆さまの熱いお祈りとご支援を心よりお願い申し上げます。 

2017年2月5日
聖公会生野センター
理事長 主教 磯晴久
総主事 呉光現

聖公会生野センターホームページ
http://www.nskk.org/ikuno/

2017.02.09 | 聖公会生野センターのための主日

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